半田市について

愛知県名古屋市のすぐ南に位置する知多半島は、
西を伊勢湾、東を三河湾に抱かれたゆるやかな丘陵地です。
「常春」の地ともよばれる温暖な気候と穏やかな海に囲まれ良質な海産物、農作物、畜産物に恵まれた「食材豊富な地」でもあります。
古くから酒や酢・味噌・たまりなどの醸造業をはじめ、千年以上の歴史を持つ常滑焼や、知多木綿などに代表される「ものづくりの地」としても栄えてきました。

半田市は、その知多半島のちょうど真ん中に位置する
「山車・蔵・南吉・赤レンガ」のまちです。

蔵のまち

豊かな地下水によって、古くから醸造業が盛んな知多半島。その繁栄を加速させたのが、半田運河の存在です。すでに酒どころであった灘などの上方よりも江戸への輸送に地の利があり、尾張藩の後押しもあって、廻船業が栄えました。酒や酢などが、半田運河沿いの醸造蔵から江戸や大坂へと、どんどん出荷されていったのです。半田運河周辺には今でも黒板囲いの醸造蔵や豪商の邸宅が建ち並び、往時の情景を感じさせます。

半田運河

南吉の里

半田市は「ごんぎつね」「手袋を買いに」などで知られる児童文学作家 新美南吉の出身地。彼が学生時代から教員時代を通じて精力的に執筆した多くの童話や小説は、国語科教科書に採用されるなどして、人びとに愛され続けています。庶民や子ども、身近な動物たちがいきいきと描かれた多くの作品の舞台は、ふる里の半田。登場人物たちの心情を映した美しい風景は、ここ半田のまちで今も見ることができます。

半田運河

半田レンガ建物

半田赤レンガ建物は1898 (明治31)年にカブトビールの製造工場として誕生しました。明治時代に建てられたレンガ建造物としては日本で五本の指に入る規模を誇り、現在は観光施設として一般公開されています。カブトビールは戦時中に製造を中止しましたが、赤煉瓦倶楽部半田の取り組みにより成17年に復刻。館内のカフェでは、蘇った「明治」「大正」2種類のカブトビールを楽しむことができます。

半田運河

山車のまち

多くの⼭⾞⾏事が残る愛知県。なかでも半⽥市は市内10地区で31輌の⼭⾞が⼤切に守られてきた「⼭⾞のまち」です。毎年3⽉から5⽉にかけては「春の祭礼」が行われ、各地区の神社で⼭⾞が曳き出されます。5年に一度の祭典「はんだ⼭⾞まつり」では市内31輌すべての⼭⾞が勢揃いし、横⼀列に並ぶ姿を⾒ることができます。絢爛豪華な⼭⾞の揃い踏みは、壮観そのもので、50万人を超える見物客でにぎわいます。「第九回はんだ山車まつり」は、令和5年10月28日(土)・29(日)開催予定です。

半田運河

美味しい醸造品、ここにあり!

知多半島には古くから醸造文化が花開き、いまなお継承し続ける、知る人ぞ知る発酵醸造の一大産地。なかでも温暖な気候とミネラルたっぷりの良質な水に恵まれた半田市には、三大発酵調味料である「醬油・味噌・酢」そして酒と、醸造品がすべて揃っています。大豆を原料とした豆味噌やたまりは、見ための色合いに反して、びっくりするほどまろやかで深いコクと旨味がたっぷりです。

知多半島産のブランド牛「知多牛」

現在、酪農農家一戸当たりの飼養頭数が日本トップクラスの酪農王国、知多半島。なかでも半田市は、明治期にミツカンの創業家である四代目中埜又左衛門が滋養と健康のために自家用の乳牛を購入したことがきっかけとなり酪農が始まった、知多酪農発祥の地です。その後、食肉文化の普及に伴い肉牛の肥育も展開され、乳牛のホルスタイン種と肉牛の黒毛和種を交配させた「知多牛」が誕生。乳牛の持つさっぱりとクセのない味わいと、和牛の持つ柔らかな肉質が特徴で、上品な甘さと旨味は特に高い評価を得ています。

半田運河

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